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io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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クルマ

今日、iPod を聞いていた夫からやったら音がもれてくるなあと思って夫の方を見たら・・・
ハナにイヤホンを差して音楽を聴いていました!!!
「ハナにもの詰めてなんぼ族」としてはそれはドングリよりも先に挑戦すべきところだったのでは?
でも音はもれます、イヤホンから。

そんな夫と水曜日にクルマを見に行ってきました。
私はクルマに対してどんどーん興味がなくなっており、火曜日だって見に行きたくない、興味ない、と散々言ったのに、夫が「見たいんでしょ〜、無理しないで〜。」なんて言い続けたので渋々出かけたのでした。

夫は月曜日に友達と Fiat と Alfa Romeo を見に行って来て、どうしても Fiat の『500』(チンクエチェント)が欲しくなり、私にも見せつけたかったようです。
以前は『500』が欲しい!と言っていた私はどうでもよくなったんですけど・・・


私たちが見に行ったお店(正規ディーラー?)には新車と中古車が両方売られておりまして、夫は迷わず月曜日に見た中古の『500』がある場所に私を強制連行。
「さあ、乗ってみて!」という夫の言葉に私も迷わず運転席に乗ろうとしたら、「違うでしょ、ほら、あっち。」と助手席の方を指差されました。
いいじゃーん、たとえ運転免許を持っていなくっても、運転席に座らせてくれても!!
『500』は前の座席に乗ってる限りではせまいとも思わなかったのですが、振り返って後部座席を見てビックリ!
路線バスの座席より淋しげなシートかつ、私のメイッコオイッコにしか座れないのでは?と思うようなせまさ・・・

しかしくやしいかな、カワイイことはカワイイです。
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赤とキイロの『500』に座ってみました。
もちろん2台目のクルマに乗ったときも助手席にしか座らせてくれませんでした。
そして「ここはね、こうなんだよ。」、「こっちはスポーツタイプでね。」、「このボタンを押すとこうなってね。」・・・
あなた店員ですか?と思うほどに夫は私に説明を続けてまいりまして、疲れたところで『500』を見終わったら、今度は「ほら、MITO を見に行こう!」と Alfa Romeo の新車を展示してあるところに引っ張って行かれました。
いらない情報までに、この日見た『500』の中古車は走行距離15000キロほどで、9900ユーロ、今日の為替レートでは133万円ほどです。

MITO に乗り込んでも、あーでもないこーでもない、夫はしゃべり倒しておりました。
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あなたクルマスキではなかったですわよね?とつっこみそうになりましたが、夢を壊してあげてはかわいそう、やめておきました。
あれだけ『500』でなきゃイヤ!と言っていた私ですが、意外と乗ってみただけの感じでは MITO の方が気に入りました。

でもいりませんけどねえ、クルマ。

今の生活ではクルマに1ヶ月に1回乗ればいいところ。
しかも乗るたびにクルマ酔い。水曜日なんてクルマの中に座っただけで酔いそうになりました。
さらには私、閉所恐怖症なんです。
年をとるたびに悪化してきて、クルマに乗ってる!閉鎖された空間にいる!と思うだけで気分が悪くなったりします。

夫が買いたいなら反対はしませんけれど、クルマより MacBook を買い替えたいわ〜。
でも私は、クルマを買うなら絶対に cerchi in lega と呼ばれる、MITO の写真に写っているようなタイプのタイヤでなければイヤ、というヘンなこだわりだけは持っています。


クルマを見に行くのに往復1時間くらい歩いた私たち。
天気がイマイチだったので私は足は動いているけれど、気は失いかけのまま帰り道を歩いており、隣の夫は「トイレに行きたすぎる!」と言い続けて限界を乗り越えること3回、無事に帰宅!!

次の日、会社の同僚がフォードの新車を買うことにした、と聞いて先をこされた夫はヘコムことになるのでした。
by ioscelgonoi | 2009-11-06 18:40 | NICO - 夫