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io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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ニコロマンティズモ

かなり暑かった午後、久々に夫とノヴァーラのチェントロを長い時間ブラついていたら...
(なぜか国旗もブラブラしてました)
ニコロマンティズモ_f0173324_6554911.jpg

何を思ったか夫が言い始めました。
「実はさ〜、高校時代クラスの女子たちに頼まれて、よく彼氏へのラブレターの文章考えてあげたんだよね〜。」

なかなか夫からこういうこと聞くの想像できる妻って少ないんじゃあないでしょうか!!
私ももちろん想像していなかったので寝耳にカップラーメン状態で、
「ハアアアアア??」
とロマンティストに答えておりました。

なんでも、女子クラスメイトたちは彼氏に手紙、もしくは携帯でメッセージを送りたい、でも自分はロマンティックじゃないからどうしたらいいか分からなかった、そんな時に乙女たちの悩みを解決するのが夫の役割だったらしいです。
しかも無料で。
しかもしかも困ったことに意外と評判よかったらしいです。

でも、もし彼氏たちが、本当にその手紙やメッセージの文章を考えたのが、ヒゲの濃い(高校時代はもう少し薄かったはず)ニコラだと知ったらかーなーり複雑ですよねえ。

「男子の友達からの彼女への文章を考えてあげていたならまだ分かるけれどさ〜。」
と言った私に自慢げに夫は答えました。
「もちろんそれもやってたよ。」
ダンテとかの過去の偉大な人物のように自分のことを語る夫...
「神曲」ならぬ「ニコ曲」です。

最後に言いました。
「でもある女友達の彼氏への手紙を考えてあげたら、彼氏が超喜んで、しかもとってもロマンティックな返事をくれたとボクに報告に来たんだけど...その彼氏の手紙もボクが考えた内容だったんだよねえ、あの時は複雑だった。」

それにしても、一番最初に夫が「ロマンティックな文章書くらしい」と気付いたのは誰だったんでしょうか...
ロマンティックな文章に困ったらうちの夫にご相談を。
へんに詩的すぎず、現実味があるほどよいロマンティックな文章を書きますのでご安心を。
by ioscelgonoi | 2009-06-05 07:00 | NICO - 夫