地震が発生してから1日以上が経過し、さらに被害者は増え続けています。
でも私がイタリアで地震を間接的に経験するにつけ感じたことがあるんです。
それはイタリア人の機敏かつあたたかい対応、です。
地震発生直後から、イタリア全土からできるだけの消防士、災害救助隊、赤十字のスタッフが被災地に集まり始めたり、被災地近くの街のホテルが被災者に部屋を貸し出したり。
消防士たちは徹夜でがれきの下に閉じ込められている人たちの救助にあたったり。
政府もすぐに援助金を出すことを決めれば、テレビでも援助金を募り始めたり。
助けを必死に求める被災者たち、彼らの求めに必死に応えようとする周りの人たち。
普段イタリアがこんなに同じ目的を持ってまとまることなんて絶対にないと思います。
でもそれを必要とあればすぐさま実行に移せるところもイタリアのスゴいところだと実感しました。
日頃から甘くはない環境で生きているイタリア人の強さがにじみ出た1日でした。