夕方、夫と少し出かけたときのことです。
私たちが横断歩道を渡ろうとすると、向こう側には金髪でスタイルもよくってしかもオシャレな女の子がいました。
私たちの目の前には走り去ろうとする赤い車。
その車を運転していたのは若い男性。
この男性、しっかり、いえ、しっかりすぎるほどこの女の子のことをじーっと見つめて、もちろん前は見ずに運転していました。
可能な限り女の子のことを見ていた彼。
イタリアでは男性はカワイイ女の人を見ると遠慮しないでじぃぃぃぃぃぃーっと見ているの、よく見かけます。
通り過ぎる前から通り過ぎる瞬間、そして振り返ったりしてまでも見つめる彼ら。
そういうところにラテンさを感じます。
そして微笑ましく (オモシロイと) 思います、とっても。
そんなイタリアの熱い部分を見て、ああイタリアと思いながら帰宅すると、となりでは夫がプルーン入りのヨーグルトを食べてお腹がゴロゴロすると言い出しました。
この人もラテンなんですよねえ...
ラテンなところは単純なところ? くらいでしょうか。
本人は、「ボクの心の中にはラテンの炎が (小さく) 燃え上がっているから!!」 とは言うものの...