昨日の午後、おいしそうな雲を発見しました。
丸いついでにたこ焼き食べたいなあ、と思った私です。
そして夜は家族の定例会。
ピッツェリア (コリもせず) の席についたと思ったら姑が言いました。
「はああ (ため息)、あの子ネコがいなくなったの...」
そうなんですよねー、義祖父宅にいた、そして姑が毎日自転車で40分かけてエサをあげに行っていたネコのうちに1匹がいなくなってしまったのです。
ここ4日姿を見せないとか。
一番かわいかったのにー。
私以外の3人が言うには、ここ10年くらいの間に50匹 (絶対に大げさに言ってます) ほどのネコが入れ替わり立ち替わり義祖父宅にやってきて、そのネコたちに姑は毎日エサを提供していたそうです。
私がサラミの盛り合わせに食いついているのも無視で、姑は私にそのネコたちを携帯で撮った写真を見せ始めました。
「彼女が Rosi、彼は Silvestro....ブラブラブラ....ブラブラ....」
そんな立派な名前を勝手につけていたんですね!!!
しかも名前は覚えてるんだ、他のことは忘れたとしても。
そしてようやく私たちにピザが運ばれて来た時に姑がまた言いました。
「はああ、あの子ネコがいなくなったの....」
ええ、知ってます、だってさっき聞いたばっかりですもん。
姑は思ったことをそのときに口に出さないといられない派です。
しかも周りの反応が彼女の期待していたほどでなければ同じ話題でも繰り返す繰り返す。
それを知ってか知らずか、また私以外の3人は過去のネコのことで盛り上がっていました。
限りなくネコを愛する彼らです。
たとえ顔をかまれても。
帰り道、道の真ん中に犬の落とし物を発見した私は隣を歩いていた姑に、危なーい、と叫ぶと姑はそれにビックリ!!
でも落とし物にはもはや慣れきったのか驚きもせず。
すると今度は舅が言いました。
「踏めばよかったのに、ウンがつくよ。
現役時代におとされたての落とし物を踏んでその日はゴールを決めたんだー。
ウンがつくよ、ウンが。」
そんなにウンウンいわなくても。
イタリアでもそういう風に言うところがオモシロイですよね。
それにしてもやっぱり踏みたくはないもんです。しばらく立ち直れません。
ああ、あのネコはどこにいってしまったんでしょうか。
女王ネコ、Micia は彼がいなくなって超ウレシそうらしんですけど、ね。