昨日私たちのマンションの玄関口で姑とちょっと会ったんですけど...
なんだかちょっと元気がなさそう。
その理由は彼女の愛する自転車を盗まれてしまったからです!!
チェントロに15分くらい (姑のことですから、きっと30分は...) あのぐるっと回すタイプの鍵をつけて置いておいたら、あのあの頑丈なはずの鍵がすっぱり切られて自転車がこつ然と姿を消していたそうなのです。
切られた鍵だけが路上に残っていたとか...
ショックを受けた姑。
自転車が一人で旅立ったのではないかと、鍵を手に持ち、30分くらいはその辺りを探して回ったとか。
いやはや、あんなに固いはずの施錠を切る道具を持ち歩いて自転車を奪う人もいるんですねえ、世の中。
姑は長距離の移動を共にして来たその自転車を友達のように思っていたらしいのです。
名前は Airone。
「ご婦人用の自転車」と自負し、共に走り、共にこけ。
自転車のことを話す時、姑は「彼女はね、」とか言いますから。
ああ無念。
前置きが長くなりましたが、今日はまたまたイタリア語を。
まずは
* celibe (チェリべ) → 独身 (男性)、nubile (ヌービレ) → 独身 (女性)
ここまでは語学学校で習いましたが、結婚した後、私はじゃあ既婚は? と思った時、でて来た単語は sposato (a)。
しかし、法律上、または正式な場合には既婚者は coniugato (a) というらしいんですよねえ。
つづり、今でも忘れます。
あと6月に領事館に婚姻届を出しに行った時、知った単語、今さら思い出しました。
* primogenito (a) [プリモジェニト (タ)]
長男 (女)
ウチの夫は長男かつ、一人息子 (figlio unico) です。
悲しいことですが、テレビのニュースからは毎日のように犯罪の様子が伝えられます。
ここで犯罪関係の単語を。
* omicidio colposo (オミチーディオ コルポーゾ)
過失致死
omicidio volontario (オミチーディオ ヴォロンタリオ)
自発的な殺意をもとに行われた殺人
* legittima difesa (レジッティマ ディフェーザ)
正当防衛
今話題沸騰なイタリア共和国最大のスキャンダルと言われる犯罪が、
* intercettazione (インテルチェッタツィオーネ)
盗聴
ふと何というか疑問に思ったのが、
* dirottamento (ディロッタメント)
ハイジャック
サッカーの監督のことはなぜか、
* mister (ミステル)
ここはしっかりイタリア式の読み方でお願いします。
舅は道行く若者から、「こんばんは、ミステル!!」 とかあいさつされますが、どうしてサッカーの監督のことをミステルというのか、家族のウチで知るものはおりません。
みんなで 「ミステル、ミステル...」と考えて終わり。
不運というには sfortuna が使われますが、それよりもさらに不運だったり、若者の間では、
* sfiga (スフィーガ)
がよく使われます。形容詞は sfigato (a)。
'Che sfiga!! (ケ スフィーガ)' で、なんてついてない!
あとはですね、
* scocciatura (スコッチャトゥーラ)
悩みのタネ
mi sono scocciato (a) ~ で、(私は) ~ にうんざりした、とかいう意味に。
私がよく間違いますのが、
* matterello (マッテレッロ) と martello (マルテッロ)
麺棒とハンマーです。
そりゃあ間違わへんやろー、と思われた方、ごもっともです。
えーらい違いです。
夫は matterello なんて聞いたことない、mattarello やー、というんですが、辞書でもmac のスペルチェックでも matterello が正解らしいです。
もっともっと単語はありますが、長くなったので今日はこの辺りで。
私と共に成長してくださってるみなさん、ご清聴アリガトウございました。
私に他の単語を教えてくれる方、感謝いたします!!