io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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ハローウィン

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明日はハローウィンですねー。

ハローウィンについて全く知らない私ですが、けっこうハローウィン関連のグッズやディスプレイがスキで、毎年この季節はショーウィンドウに張り付いています。

近所のお店ではハローウィンとクリスマス、そしてベファーナの売り物がいっしょに売られていて、なんとも複雑な感じでした。
これからきっと色んなお店の一番の稼ぎ時だろうし、力が入るところなんでしょうね。

私はこのごろ脂肪を蓄えるのに力を入れ過ぎたせいか、どうもコロッコロしてきたと思っていたら、どうやらそれは思い過ごしではなかったようで、今日久しぶりに会った人に、
「あら、顔が丸くなったわねえ。」
とするどく突っ込まれました。
いやあ、丸くなったのは顔だけではなくってお腹もなんですけれどねー。

いけません。いけません。
ちょっと焦ってます。

ノヴァーラの精一杯の紅葉を撮りました。
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もっとこう、赤!!とかないのかなあと思うところですが、キイロ一色のこの景色もなかなかいいですよね。
葉っぱがひらひらと舞い落ちていて、ジャズの名曲「枯葉」が似合う街並みです。

話題がポンポン変わるのですが、今日は病院で診察の予約をしてきました。
まずはファミリードクターのところに行って病院を予約するための用紙をもらいました。
何と今日はイタリア人なのに標準イタリア語ができない男性医師ではなくって、美人で優しい女医さんがいて、しかもイタリア語を話してくれました!
しかし私のファミリードクターはこの二人のどちらでもない、別の女医三男ですが、彼女はいったいどこに行ってしまったんでしょうか・・・

次に行った病院の窓口で、「じゃあ12月10日で。」と言われて、はじめは「ハイハ〜イ。」と返事したのですが、よく考えたら、11月の10日じゃなくって12月ですかー!!!
「その日しか空いてないもので。」といわれたら仕方ない・・・
でもオドロキ感は隠せません。

夫は、「いくらイタリアでもアタマがパッカリ開いてる人にじゃあ12月に来てください、とか言わないよー。緊急時にはきちんと対応してくれるよ。」とイタリアを必死にかばってましたが、1ヶ月のうちに私にだって何か起こるかもしれないのにねえ。

イタリアの病院は気持ちより1ヶ月前以上前に予約されることをお勧めします。
みなさんステキな週末を!!
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by ioscelgonoi | 2009-10-30 22:44 | ME - 私

蕎麦粉パスタとガリガリチョコレート

食欲の秋も終盤ですが、先週末、私は今まで食べたことのなかったものを2つ口にしました。

一つ目は pizzoccheri(ピッツォッケリ)。
以前も書きましたが、ロンバルディア州のスイスに程近いところにある Valtellina 地区名物のこのパスタ、特徴は蕎麦粉が使われていることです。
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なんとも味気ない写真ですが、見た目はこんな感じのパスタです。

私はネットなどで調べた結果、伝統的に使われているというキャベツではなくほうれん草を使うことにしました。
作り方はいたって簡単で、ゆでたピッツォッケリとジャガイモ、ほうれん草にチーズ(私は Fontina を使用)、パルメザンチーズを和え、さらにニンニク、セージを入れて溶かしたバターを最後にかける、というだけのもの。

さすが寒い地域の名物料理だけあってオナカにドッカーンと来ましたが、味はとっても素朴でどこか優しくって、しかもパスタの食感が独特で、月に1回くらいでいいから寒い時期に食べたいなあ、と思える一品でした。


さらには、今年の夏くらいにある方のブログを拝見していて知ったシチリア産のチョコレート、Cioccolato di Modica をついに食べたのです!!
ふといつも行くスーパーの広告を見ていたら、Cioccolato Modicano の文字が目に入り、もしかしてこれがウワサのあのチョコレート?と思いつつスーパーに走り、一心不乱に買いました!
他のチョコレートのパッケージより輝いて見えました(今まで気付かなかったくせに)!!

家に一歩足を踏み入れるなりチョコレートの箱を開けて、中の袋を開けて・・・
見るからに普通のチョコレートとは違う!
口にいれるとチョコレートなのにサクサク、もしくはガリガリする感じ!!
私の買ったチョコはシチリアの柑橘系が使われていて、ほんのりするオレンジやレモンの香りと味がシアワセ感をさらに大きなものにしてくれました。
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なんだかこちらもぼやけていてスミマセン・・・

Modica のホームページで見てみると、モディカのチョコは、新大陸発見時代にアステカ民族が取っていた製法をスペイン人がその後にシチリアに伝えたことに起源するそうです。
とにかくモディカのチョコレート作りの過程で特徴的なのは「低温」で作業が進められること。
カカオバターを取り除かずに温められたカカオに粉砂糖を加え、40度の低温で、テンパリングされることなく精製されて成形されるんだとか。
この方法で作られたチョコレートにはお砂糖の結晶が溶けずに残り、またカカオの配合率もかなり高いのであの独特な食感を楽しむことができるのだそうです。

とにかく、チョコレートというより何か別のものを食べているような、でもチョコレートの味がするような・・・
また買いに走りそうです〜。

イタリアの北と南、気候の違いと伝わった文化の違いも作用して、それぞれにスバラシイ食文化が育まれていて、イタリア料理や食べ物の奥深さを感じました。
私の知り合いのイタリア人は「イタリア料理が世界で一番!」とこれでもかというほど言ってきますが、それが分からないでもないなあとくやしいながらも改めてその偉大さに圧倒されました。
(イタリア人ではなく、イタリア料理にですよー!!)

次に私が食べたいと思うもの・・・
肉嫌いの夫が「あれは美味しかった!」というカモシカです。
かわいそうな気はかなりしますが、頂いてみたいわ〜。
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by ioscelgonoi | 2009-10-29 00:18 | ITALIA で食す

ノンノとクッキング

そういえば日曜に見た Moto GP でイタリア人のYAMAHA 所属のレーサー、Valentino Rossi が9回目のシリーズ優勝(なんというべきなのか分かりません)をしたのを見ました。
彼のエンターテイナーぶりにはいつも感服しますが、インタビューを受けていた彼の口から飛び出した言葉が、『ヤマカ』!!
っていうか、YAMAHA のレーサーに「ヤマカ」と言われて、ああイタリアでこんなに有名な彼がそういうなら一般のイタリア人が「ヤマカ」といっても仕方ないかも、と思いました。


前置きが長くなりましたが、今回はまだまだ土曜日の出来事を書きたいと思います。
土曜日は夫が帰宅してからすぐに義叔父とノンノのいるノヴァーラ郊外の家に行きました。
ついに久しぶりにノンノの作った料理を食べるという妙な胸のさわさわ感と共に!

しかし!
夫と義叔父の主目的は「ノンノの料理」では当然なく、サッカーをすること。
運動前に何も食べたくないという夫の身勝手な希望で、私まであとで昼食をとるハメになりました。(命拾い?)

このサッカーがまた大変で、ボールに空気を入れるための針がないと二人が騒ぎ出してノヴァーラに買いに戻ったりして、最終的には5時くらいまでサッカーをしていた夫と義叔父。
私は二人について車に乗って移動したり、庭に生えているキノコを観察したりして暇をつぶしました。
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そしてついに「その時」はやって来たのです!!
ノンノに手伝ってーと呼ばれてキッチンにいった私。
普段はこっそり料理を作るのに、ノンノが私を助手にするなんて珍しい。
まずはパスタを4人分ゆでることになったのですが、なんとノンノったら!
パスタの量をきちんと計量するんです。
私はだいたいの量を手づかみで感じ取ってゆでているのに、ノンノってば意外ときっちりしていたのですね。

でもこの電子はかり(?)が問題ありで、パスタをのせると重さがマイナス表示になったり、さらにのせても表示の重さは変わらなかったり・・・
最終的にはパスタの箱の半分の量500g をお湯につっこんで!とノンノが指示してきました。

なるほどね、いつも測ろうとしても測れなかったから「これ10人分?」な量のパスタをノンノはゆでてしまっていたのです。
測ってるのにあの量はおかしい、と思ってましたよー。

私がこっそり量を減らしてパスタを鍋に入れました。

キッチンで二人でワインを飲みながら用意をしていたんですが、突然パンが焼けたことが発覚!
で、中からノンノが取り出したのが・・・
本邦初公開のノンノのパンです!!心臓の弱い方はご覧になられませんように!
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「クルミのパン」という名の生焼けそこ焦げの物体。
ノンノは「おかしい」を連発していましたが、しばらくしてから、原因は機械の故障ではなく、ノンノがイーストと何か白い粉を間違えていれたからだったと判明。
その白い粉って何??
このパンはさすがのノンノも口にしませんでした。
「クルミはおいしいよ。」という慰めにならない夫の言葉・・・

そんな最中に私の視界に入ったのは、ノンノ作フライドポテト。
庭で姑に会った時に、「ノンノが6年くらい前から使ってる油でジャガイモ揚げてたけど、食べちゃダメよ、すんごいニオイしてたから。」といわれていた一品がどうやらそのフライドポテト。
一見芋けんぴのように見えたんですけれど、いえいえ、それはフライドポテト。
さらにその隣ではソーセージが焼かれていました。

さーて、五時半にしてやっとこさ昼食開始!と思いきや、義叔父は「ボク、食べないから。」・・・
パスタは4人分ですけど?
その場にタイミングよく入って来た姑をノンノが誘うと、「絶対食べないから。」の一言。
ノンノの子供たち二人はノンノがどんなものを作ってしまうかよ〜く知っているから断固としてノンノの料理は食べないようです。
そんなこといってもやはりパスタは4人分ありますけど?

なので土曜日もカワイイ孫たち二人がノンノの料理の被害者に。
目をつぶって一品目のトマトとニンニクのスパゲッティを口にした私!!!
ところがですよー、オイシかったんです、これが。
スパゲッティを完食した私は今度はソーセージを口に!!
これまた普通な味がしたんです!
私は大満足していたんですが、夫は私の目の前でフライドポテトを絞っていました。
そこからしたたり落ちる油・・・
6年前の油っていうのは大げさでしょうけれど、少なくとも昨年私たちが食べた時と同じ油だと思います。
うわさのフライドポテトを食べた夫とノンノは「・・・」。
あとで小鳥さんたちにあげることに。

いや〜、こんなにノンノの料理をおいしく頂けるとは予想外もいいところでした!
でもノンノのいないところで夫にいわれました。
「よっぽどお腹がすいていたんだねえ。あの料理がおいしいっていうなんて信じられないよ。
 ソーセージだって3週間前くらいならオイシい状態だっただろうけど。」
そんなに古かったのかしら、ソーセージ(汗)。

でも一つ分かったのが、次回ノンノの料理に遭遇する時も前の夜から食事抜きでのぞめばよいのですね〜。
空腹時にはある程度のものなら何を食べてもオイシいと感じられるのなら!


後片付けをしていて、例のクルミのパンとフライドポテトをノンノ指定の小鳥さんたちがエサを求めてやってくる場所に持って行った私。
しかし、くぎが打てるほど固かったあのパンを果たして小鳥さんたちはどうやって食べたのでしょうか・・・
あのポテトだって・・・

この後は庭でできた柿と、ノンノが住んでいる地方で取れた栗を3キロほど押し付けられました。
柿も栗もノンノの息子と娘は完全拒絶。
ちなみにたった一人の孫である夫も拒否。
私が一人でチビチビ消費するしかなさそうです。
栗はいわゆる castagna という小さいタイプで、ノンノ宅でできる marrone というその2倍くらいはある栗とは大違い。
味も私は marrone の方がスキです。

とにかくえらくご機嫌のノンノと過ごした土曜日の午後、私はウキウキで、夫は胃痛と共に帰宅しました。
ノンノの料理は味からではなくって、見た目と意外性と不安で笑かしてくれるので、毎回命かけて楽しんでおります。

以前は家族以外の友達5、6人に毎週土曜日振る舞っていたというからコワいです。


この日はてんとう虫がノンノ宅に大集合していて、服のあちこちにてんとう虫が引っ付いてくる状態でした。
写真に写っている黒いテンテンは全部てんとう虫です。
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夫となんだか幸運がやってきそうだよねー、とのんびり話していたら、夕方頃にはすっかり姿をみせなくなったてんとう虫たち。
ノンノがススーッとやって来て言いました。
「あんまりいっぱいいたから殺虫剤まいといたの、効いたみたいだねえ。ススススー(笑ってます)。」
孫の夢 ノンノが壊す 秋の午後。
一句読んでみました。

いっそうのことノンノのワイルドさとこの料理の腕(?)を振るって、「ワイルドツーリズモ」とかやるっていうの、どうでしょう・・・
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by ioscelgonoi | 2009-10-27 23:44 | FAMIGLIA, AMICI - 家族

ニコラと免許証

今日も晴れのノヴァーラです。

週末は色んなことが地味に多くあり、何から書こうかと思ったのですが、まずはこの話題から。

土曜日、ウチの夫は朝8時半に家を出て、9時からの運転免許の最終試験(実技)に挑みました。
集合時間は9時だったのですが、試験の順番はまさかの試験会場到着順・・・
そんなこと一言も聞いてなかった夫は5分前に試験会場に到着し、その後待つこと2時間半。

順番を待っている間に、他の受験者から、
「ええ、もうキミ18歳になってるの?」
と夫は聞かれたらしく、やっぱりボクって若く見えるみたいなんだよね、と自慢げに語ってくれましたが、私には35、6歳に見えますけど。
イタリア人からしてみれば若く見えるらしいんです、夫。
そりゃあ私が「子供」に見られるはずですわ、たとえシミがいっぱいあってもですよ。


本試験は運転する夫の隣に一人、そして後部座席に二人の試験官が同乗。
試験官は言いました。
「今日は試験者がたくさんいて疲れたからさっさと終わらせようかー。お腹空いたしね。」
もう一人の試験官は言いました。
「まだあの家があそこにあるか確認したいから、そこ右に曲がってみて。」
あと一人の試験官はずっと新聞を読んでいたとか。

いえいえいえ、仮にも試験ですから、試験。

でもこの3人の試験官がどうにもこうにもいい人たち(いいかげん?)だったようで、夫は無事に免許を取得したのでありました。

今から思えばなんだったのかと言いたくなる、ノーアクションの1年半。
そしていきなりダッシュを開始して、結局は2週間で免許を取った夫。


しっかし、運転免許一つにしてもなかなかゆるい試験をしてくれるイタリア。
試験官にもよるんでしょうけれど、「ボク、車の運転イマイチ分かってないから。」という夫のような人間が免許を手にしてですよー、車を乗り回していることも多いこの国、不安です。
筆記試験は実力にしても、こんなに本試験に簡単に受かってしまって、いえ、受からせていただいておいて夫は言いました。
「こんなユルい免許証獲得システムはダメだって運輸大臣にメールしたいよ。」

やめておいてー!
真っ先に免許を没収されるのは他の誰でもない夫かもしれませんから〜。

今朝、土曜日に取りに行けなかった免許証を取りに、指定の場所に二人で行ったのですがね。
「ここじゃなくって、自分の自動車学校に取りに行ってー!」
指定の受け取り場所も間違っていたんですから。

私は夫の勘違いだと信じていますが、とりあえずみんな「なんとなく」でことを運んでいる気がいたします。
そして「なんとなく」社会が動いているからさらにびっくりです。 


『P』のマークを付けて走り始める夫が、信号が青にかわって0、01秒でうしろの車からピピーっとクラクションを鳴らされたり(あの反射神経はスゴい)、「アホー、何すんねん!」と怒鳴られたりする日がいつかやってくるんでしょうか。
私が言い返してそうです。
私の方がよっぽど喧嘩っ早いですから・・・

それにしても、運転免許を取った夫を持つ妻の発言としてありえませんが、やっぱり徒歩がいいわー、徒歩が。
徒歩バンザイ!!


土曜日はとってもいい天気でここ数日ですっかり雪化粧をしたアルプスがベランダから見えました。
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by ioscelgonoi | 2009-10-26 23:47 | NICO - 夫

なんでもオープンで不可解

今日はくもりです!!

みなさん、かなりの確率で運転免許を持っておられると思うんですが、日本なら懇切丁寧な自動車学校という存在がありますよねー。
確かに料金はイタリアの10倍くらいかかりますけれど、不安とかって10分の1くらいだと思うんです。

なぜなら、イタリアでは筆記試験をパスすると、いきなり車で路上に出されるから。
私なんかどうやって車を発進させるかも知らないのに、どうしたらいいんだかー!!
聞けませんよね、「アクセルどれですか?」とか。

実習車はメルセデスとかフォルクスワーゲンとか、ドイツ車がノヴァーラでは多いです。

問題はです、イタリアの路上実習の時の教官はいじわるで有名なこと。
夫は先週の土曜日から合計5回路上に出ていますが、隣に乗っている教官がウワサ通り、すんごいいじわるらしいんです。

夫の友達には実習の途中で怒り狂って車を降りた人、少なくとも二人。
何か間違ったら「そこまでいいますぅ?」なほどに注意をされるんだとか。

それで、実習がほぼ終わりの夫が昨日教官に聞きました。
「どうして教官ってそんなに生徒の神経逆なでるようなこと言うんですか?」
私なら聞けませんけど?
すると教官は、「実際の本試験では試験官が受験者を落とそうとして故意に怒らせたりするから、それを想定して教官って厳しくするようにしてるんです!」と答えました。

そんなことをする意味が分かりませんけど、とりあえず夫のことは試験で落としてくれませんように、と祈るばかりです。


それにねー!!
イタリアの路上実習(ノヴァーラの夫の学校だけ?)では生徒と教官の他に、順番待ちする他の生徒もいっしょに車に乗り込むそうなんです。
たっだでさえ緊張するのに、他の生徒にも見られちゃうなんて、寿命縮みます・・・

そういえば、イタリアの学校では、いきなり生徒が指名されて、習った範囲のあることについて先生がした質問にその生徒が口頭で答える、という interrogazione があるそうです。
一問一答とかじゃなくって、ある事柄についてクラスの生徒みんなの前でそれを説明するんですよー!
日本じゃありえません。
教科書を丸暗記してもバレバレ、話せなくてもダメダメ。
日本みたいな受け身学習じゃないんですねえ。

そういう他の人がいる前で自分が何かをしなくてはいけない、という場面がイタリアでは多いと思います。運転にしても、学校生活にしても。
だからイタリア人ってあんなに自分のことについて語れるし、へりくつもいえるし、なんとなく度胸がすわっているんじゃないかしら?と思ったりします。


補足ですが、運転免許をイタリアで取る場合、自動車学校に払うお金の他に、筆記試験に59ユーロ(中途半端)、さらに実技試験(?)にも29ユーロ(こちらも中途半端)に14、62ユーロの収入印紙2枚が必要です。
日本の免許からイタリアの免許に替えるのと結局同じくらいのお金がかかるんですねー。
私には替える免許証、ないんですが・・・
どうせイタリアに住んだら左ハンドルだしとかなんとか言わずに、日本で取っておけばよかった、と後悔してます。
イタリアで免許取得なんて、筆記は丸暗記するとしても、実技がぁぁ・・・
「免許を取りに実家に帰らせていただきます。」と言わなければいけなくなりそうな。


みんなさりげなくしているけど、車を運転できるって私にとっては神業に近いことです。
尊敬いたします!!
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by ioscelgonoi | 2009-10-23 19:29 | ITALIA

イタリア人とアルファベットの 「H」

今日も雨です。

昨日クイズ番組で見た一つの単語をきっかけに、私たちの話題はイタリア人独特の発音に発展しました。

まず、昨日私が丸暗記した文章とは、
È già guerra persa in partenza!!
あんまりこの文章を使う局面に出会いたくはないですけれど、意味は始まる前から負け戦だと分かっている、という主旨で、つまりは「やってもムダなこと」に出会った時に使うフレーズだそうです。
例としては、イタリア版ロト6を2ユーロだけ買っても、それは è già guerra persa in partenza。
何十億とか当たることなんてほとんどありえませんから〜。
(少なくとも私は毎回当たるつもりで購入してましたけど?)

さらには、coperta という単語の新しい使い方を知りましたが、私のつたない日本語では説明不可能だと、一度書いてみて気付きましたので省略いたします。


言語について話していた私たち。
その最中に私の頭に浮かんだのは、どうしてイタリア人は YAMAHA を「ヤマカ」と発音することが多いのか!!
先日、とあるお方のブログを見ていて思い出したことを我が家の見た目はアルゼンチン系、でも正真正銘イタリア人にぶつけてみました。

イタリア語のアルファベットには H が存在しません。
外来語などで H から始める単語がイタリア語に取り入れられていても H は意識でもしない限り、ほぼ読まずに発音します。
例えば、hobby は「オッビ」、Hawaii は「アワイ」、hockey は「オッケイ」。
一度イタリア人の友達にイギリスで、Are you angry? と聞かれましたが、彼女は実のところは Are you hungry? と言いたかった、というほど、他言語を話そうが、無意識かつ器用に H の発音は飛ばします。

ときてですよ、日本語からイタリア語の中に取り入れられた(使われてないけれど・・・)、腹切りは Harakiri と書きますが、イタリア人は「カラキーリ」と発音する傾向にあります。
なにゆえ H を読まないなら、「アラキーリ」ではなくって、「ア」が「カ」になるの〜??

さらに疑問をナゾに変身させたのが、前述の YAMAHA の発音です。
HA を「カ」と読む・・・

夫がしてくれた意味不明な説明が以下です。
「とりあえずイタリアのアルファベットには Y もないから、まずはじめっから戸惑う上に、その後にやってくるのが H 2つでしょ〜、苦し紛れに『カ』と言っちゃうよ。」

YAMAHA という名前には H は一つしか存在しませんけど?
まったく説明になっていなかったので無視することにしました。
「Y」にも戸惑う夫が映画のロッキーを見て、Rocky をどう書くのか全く分からず、Rochi と思いっきりイタリア式で書いたという話もあります。

Honda を「オンダ」と発音するのは納得できますが、YAMAHA を「ヤマカ」と発音するのは理解できないー!
じゃあ Honda も「コンダ」と発音してくれればまだ納得できるのに・・・

でも私の中での有力な説としては、イタリア語では che と書けば「ケ」、chi は「キ」と読む、だから運悪く H が紛れ込んだ単語に出会ってしまったら同じ要領で、か行さんの力を借りてその場をしのぐ。
どうでしょう?
単語が H で始まってしまったら予測可能なので飛ばして読む、とか?

私が不思議に思うアルファベットには J もございます。
イタリアのアルファベットには J も存在せず、イタリア語では junior とかいて・・・「ユニオル」と読む!
サッカーで有名な Juventus は「ユヴェントゥス」と読むし、Jose と書いて「ヨゼ」と読んだり、Jury と書いて「ユーリ」と読む名前の男性に出会ったこともあります。

Ja、Ju、Jo が「ヤ」「ユ」「ヨ」。
私の名前は「ユ」から始まるので、ノンノは何の戸惑いもなく「Ju」を使って私の名前を書きます。


ラテン語から派生し、発音でもその影響を大きく受けたイタリア語。
こんなことを考えても答えを見つけることなんてできないだろうし、今こそ使います、
È già guerra persa in partenza.
考えてもムダ。


でも考え出したら気になりますよねー。
夫には「日本人だってイタリア語の R と L の発音の区別つけられないじゃん。」と逆襲を受けて昨日の会話はオチなく終わったのでした。


みなさま、つまらぬ話にお付き合いくださってありがとうござりました。
イタリア語はナゾに満ちております。
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by ioscelgonoi | 2009-10-22 18:48 | ITALIANO

真夜中のアラームの嵐

雨です。

今朝4時頃、トイレに行ってベッドに戻ると、マンション4棟が面している中庭に停められている車(高級車)ほとんど全ての防犯アラームが一斉に鳴り始めました!!
ウンウン、キューンキューン、キーピー、ものすごい騒音!
これはもう眠れないと思った私はテレビをつけることに。
・・・でもテレビがつきません。
なるほど、停電していたんですね〜、だからアラームも鳴っちゃっていたわけですね。

5分ほどしてすぐに電気は戻ったんですが、何故この時間に停電??

イタリアでは車に防犯アラームを付けていないと車両保険額が高くなったりしますが、強風に反応してアラームが誤作動したり、停電でもウィンウィン鳴ったりすることが多いのも事実。
運転席とか助手席の窓ガラスあたりに赤いランプが点滅しているとそれはアラームがついている証拠。
間違っても人様の車に当たりたくないと思う私です。


さて、このところの寒さにより、我が家ではアウターの話になりました。
きっとダウンジャケットでは腕毛がしっとりするくらいに汗をかくであろう夫に、私はオシャレなウィンドブレーカーを勧めてみたんですが、そういえばウィンドブレーカーってイタリア語ではどう言うよ?
答えは giacca a vento でした。どっちかというとそのまま。
giacca、ジャケット。vento、風。a をつかってくっつけた。

ちなみにダウンジャケットは piumino ですが、羽毛布団も piumino ですよね。
羽毛が入っていればそれはひとくくり?


今さらながらに釘を打ち込む「ドリル」という単語をいつだか忘れましたが知りました。
trapano です。


食べ物の話なんですが、結婚して1年以上、夫が食べたいと言い続けるものがあります。
それは pizzoccheri、ピッツォッケリ。
ロンバルディア州の Valtellina というところ名産のパスタらしいのですが、他のパスタとの違いは蕎麦粉が使われていること!
そういわれてみれば見た目もお蕎麦の色に似ております!!
蕎麦粉は、イタリア語では farina di grano saraceno とパッケージに書いてありました。

私は pizzoccheri なんて料理したことないから、と拒み続けたんですが、ついに先日購入しました。
ネット、姑伝いにレシピを収集中ですので、また実際に料理してみたら報告いたします。
パスタの食感はプチプチするらしいです。
伝統的にはジャガイモとキャベツ、バターとセージに、さらにはニオイが強い系のチーズをこのパスタに和えて食べるのだそうで・・・
想像するからに、胃にもたれそうです。

スイスに近くて寒さの厳しい地方の名産品ですから、カロリーも高めなんでしょうか。


寒さが始まったばかりなのに、早く春が来てほしいなあ、と思いを馳せております。
寒い時こそ集中してイタリア語とフランス語、勉強しなくては!
(と思うだけでいつしか春を迎えているはず・・・)
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by ioscelgonoi | 2009-10-21 19:01 | ITALIANO

気温13度

もはや週末のことがずーっと昔のことに思える火曜日です。

金曜日にやっと Little Big Planet を買い、夫と静かに火花を散らし合っておりました。

土曜日はノヴァーラでケルトのお祭りがありました。
確かこれも昨年見た気がするのですが、どれもこれも似ているのでもはや区別がつかない状態です。

ブラブラ〜っと出かけてみたら、いくつかお店が出ていたのと、ケルト族の民族衣装に身を包んだ人たちがいた一角があったり、そしてあのタータンチェックのスカートを履いた男性がチラッホラッ。
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日曜日には夫の実家(あいかわらず誰もいない)に行ったんですが、キッチンにいきなり盆栽が置かれていました!!
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盆栽と言っても日本の盆栽からしてみれば全然大したことないんですけどね。
この木何の木?です。

しかし誰の趣味?姑、今まで盆栽の「ボ」の字も口にしたことがなかったのに、実は欲しかったとか?
しかもご丁寧にカーテンの半分は、盆栽に日が当たるようにとドアの取っ手の部分にかけられている心の配りよう!
でも以前までこの盆栽の位置に置かれていた4、5この植物の鉢が姿を消していました。

いろんな疑惑が私の中で渦を巻いていました。

一番の問題はですよ、姑に「盆栽のケアについて聞きたいんだけど〜。」と言われることです。
私は盆栽のことなんてぜ〜んぜん知らないのに、日本人だからという理由だけでその質問を投げかけられることは簡単に想像できます。

以前ヴェニスの友達のパパに「盆栽のシャンプーリンスとカットをいっしょにしてくれない?」と言われて、彼が盆栽の根っこをマッサージし、葉をどんどん切り落としていくところを私は見守りました。
次の日からその盆栽はリビングからベランダに移動させられ、二度と新しい葉を出すことはなかったという、あの悲劇を繰り返してしまう気が・・・


こうやって週末は過ぎて行きました。
そろそろどこか遠くに出かけたい気分です。夫の免許取得騒ぎがおさまってくれればー!
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by ioscelgonoi | 2009-10-20 18:53 | NOVARA

消えゆく言葉

昨日、テレビでインフルエンザの予防には手洗いが有効だと言っていて、普段うがいもしなきゃあ手洗いもほとんどしない夫に、
「ほらー、やっぱり手を洗うことは病気の予防には大切なんだよ!」
と言ったら、夫は開き直って言いました。
「ノンノ(一応元医者)が手を洗わなかったら、色んな細菌に抵抗力のある体ができるって言ってたけど?」
あーね、あーなるほどね、そう来たか。
孫にまで自分のワイルドな生き方を医学的根拠とは全く相容れないのに押し付けた訳ですね、ノンノ。

その会話の直後に見たニュースで、とあるイタリア語の辞書の話が取り上げられていました。
その辞書は日本の広辞苑みたいなものらしかったのですが、新しいエディションには1200個の新イタリア語が掲載される、という話題。
でもその傍らでもはや使われなくなった古き良きイタリア語がその辞書から姿を消すのだとか。

その古き良き単語とは・・・
*esimio  優れた、身分の高い
*ciarpame ガラクタ
*beffardo からかい好きの  名詞は beffa でこれはたまに使います。
*mero 純正の、けがれのない

などです。意味は辞書で調べたので、夫が説明してくれたものと少しニュアンスが違うのですが。

街頭で若者や、ちょっと年配の人にこれらの単語を知っているか聞いても結構な確率でみんな「???」な反応を示していました。
もちろん、私がこの単語を知っていたなんてことは毛頭ござりません!
夫でも mero という単語は文中では使えるけど、正確にどういう意味?って聞かれるとしどろもどろになるそうです。

そしてウワサの新しい単語1200のうち、ニュースで取り上げられたのが・・・
*vipperia VIP とかちょっとお金持ちの人が利用する場所(レストランとかです)
*pro life 命の大切さを尊重する人
*pro choice 夫も意味が分からなかったらしいです。きっと選択を尊重する人??

新しい単語に関しては英語とイタリア語、もしくは英語とラテン語の組み合わせが多いように思えました。
stoppare 止める、などはもはや普通に使われているし、英語とイタリア語を組合わせて新しい単語を生み出すのは日常茶飯事なようです。
日本語にもかなり英単語を日本語読みしたものが入り込んでいますけれど、イタリア語にもかなりの影響をもたらしている英語。
おそるべし。

私が知ることもなくすたれていくイタリア語の単語がたくさんあることに少し淋しさを感じました。
とっても美しい言語として私はイタリア語を愛してますから。


最後に昨日近所の車修理屋さんの駐車場に停められていた車の写真をご覧下さい!
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後ろ姿の方がカワイかったのですが、写真は残念ながら前の姿のみです。

日本で古くってカワイイ車が実用されているのってなかなか見る機会がありませんよね〜。
でもイタリアでは古い単語は忘れ去られようとも、古い車やバイクは大切に手入れをされてまだまだ使われている光景をよく目にします。


ああ、寒い。
肌はかさつくし、静電気は電動歯ブラシを軽く動かせそうなくらい発生するし、冬の到来を感じます。
ノヴァーラも昨日から暖房の使用解禁です。

ポーランドやオーストリアとかではかなり積雪している様子もテレビで見ました。
ノヴァーラ、今年もどしっと積もって私もまたまたどしっとこけるのかしら?
もうトイレ以外の場所ならこけることなんてコワくありませんからーーー。
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by ioscelgonoi | 2009-10-16 20:34 | ITALIANO

おじ伊さんたち

それは先日、私がムシャクシャ感と軽い悲壮感にかられて思わず一人で Win fo life! というくじを買いにいったことから始まりました。

10この数字を一度は用紙にマークしたものの、いや、変えよう!と思って別の用紙を取ろうとしたその時です。
私の近くにいたおじさんがスススーっとさらに近付いてきて、
「何か分からないことある?」
いえいえ、ワタクシこう見えましても、賭博中毒ではありませんが、システムはよーく存じてます。
私:「いえ、数字を変えようと思って。どうせ当たらないんですけれどね〜。」
おじさん:「そんな弱気やったらアカンアカン!10個とも数字、当てるつもりでいかんとね!!」
私:「今までに賞金獲得されたことありますか?」
おじさん:「(ナーニをいうねん的な表情で)モチロンあるで。」

いつ終わるともタイミングの読み切れない会話をして、おじさんは窓口に支払いにいきました。

私もおじさんのうしろに並んで順番を待っていると、徐々にクリスマス関連のものを売り始めていたこのタバッケリーアの窓口の上に置かれていたトナカイのぬいぐるみをおもむろに手にとった店主さんが、
「音楽でもかけましょうか?」
と言ったら、支払い中のおじさんは、
「せやせや、音楽でもないとやってられへんわ〜。」(って、勝つんでしょう?)
ときて、店主さんがトナカイの鞍についていた「スイッチ」を ON!

すると♪ジングルベール、ジングルベール♫ というおなじみの曲が流れ始めた店内。

体を揺らして踊るトナカイのぬいぐるみ。
おじさんたち二人、ニヤ〜リうれしそう。
隣にいた店主さんの奥さんとおぼしき女性も私の方を見てニーッコリ。(半ば夫にあきれた感あり?だってご主人、スイッチの場所知りませんでしたし。)

和やかかつ、フシギな雰囲気に包まれた店内。
みんなキリキリしていなくっておだーやかな感じで、癒されました。
その3人のおかげで私のムシャっと感が消えたんですー!!
イタリア人に癒し効果まであったなんて!

でも結局予想通り、私は賞金をかすりとることもできず、1時間後にはちょっとしたムシャクシャ感の再襲来に遭ったのでした・・・

出かけるたびに私にネタを提供してくださるイタリア人のみなさんには本当に感謝しています。
家の近所に、こんな近いところに私にとっての笑いのネタがコロコロしているなんて、最高です。

小さなことでムシャっとしていた自分に反省しつつ、いい加減、2ユーロでもいいから勝ち取ってみたいと思った私でした。
やはり小さひ・・・
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クリのようにイガイガしていたこの日の私でした。
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by ioscelgonoi | 2009-10-15 18:30 | ITALIA