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カテゴリ:ITALIA で結婚する( 6 )

イタリア人との結婚手続き 後編 ~ ノヴァーラの場合

さて、今回は結婚後に必要な手続きについて記したいと思います。
いやあ、ここからが本番でした。

* La carta di soggiorno (滞在許可証) の申請      @ Questura (警察署)
申請に必要な書類等
・Certificato di matrimonio (コムーネ発行) *1
・Certificato del Casellario giudiziale (procura 発行) *2
・パスポートの写真、スタンプのあるページ全てのコピー
・marca da bollo 14,62 ユーロ
・写真4枚
・申請前に Questura で入手した所定の申請用紙 1枚
○ これら全ての書類のコピーが必要です。ただし申請用紙のコピーは2枚要。

*1 コムーネの Stato civile 発行。
*2 その地域管轄の Procura (検事局) 発行。
発行についてはパスポート、収入印紙 3,1 ユーロが必要です。
  申請3日後くらいに発行されます。

○ 地域によってはイタリア人と結婚していても Permesso di soggiorno を申請しないといけない場 合もあるようです。
 滞在許可証申請時には面倒でも一度前もって警察署に行って申請用紙をもらうと同時に必要書類の確認が大切だと思います。
 
* 婚姻届提出 (結婚後3ヶ月以内に)           @ 在ミラノ日本領事館
申請に必要な書類等
・戸籍謄本:2通
・婚姻登録証明書(COPIA INTEGRALE AUTENTICATA DELL'ATTO DI MATRIMONIO)、
または結婚証明書(CERTIFICATO DI MATRIMONIO):2通 *1
(婚姻後の日本の本籍をこれまでとは違う市区町村に設ける場合は、3通用意。) 

・外国人夫(又は妻)の国籍証明書(CERTIFICATO DI CITTADINANZA):2通 *2
(婚姻後の日本の本籍をこれまでとは違う市区町村に設ける場合は、3通用意)

・届出人を確認できる公文書(パスポート、イタリア政府機関発行の写真つき身分証明書)

*1 コムーネの Stato civile 発行
*2 コムーネの通常窓口発行
  発行には1通につき 14,62 ユーロ (現金で支払い) が必要でした。

○ 申請の際、届け出用紙に結婚相手の生年月日、出生地、両親の名前等を全て日本語 (カタカナ)
 で記入しないといけないので戸惑いました。

* Codice fiscale (税務番号) 取得      @ Agenzia delle entrate
申請に必要な書類等
・滞在許可証の申請用紙、そのコピー  *1
・パスポート

*1 滞在許可証を申請した時に控えとして申請用紙のコピーを警察署からもらいます。

○ お金が絡むやり取りをする時等に何かと聞かれることの多い codice fiscale。

* Tessera sanitaria (健康保険証) 取得 @ ASL
申請に必要な書類等
・滞在許可証の申請用紙
・パスポート
・codice fiscale

○ 申請時にはホームドクターも決めておきました。 (夫と同じ)
申請時は紙でできたカードですが、3ヶ月ほどするとプラスチック製のカードが届きます。
そこには codice fiscale もかかれていて大変便利。
 ホームドクターにかかる分には無料となる、重要なカードです。

ここまでが滞在許可証を申請するだけでできる手続きです。
ちなみにここまでの手続きをイタリアに入国後3ヶ月以内に行いました。

ここからは滞在許可証がながーい時間かかってできた後の手続きです。

* Dichiarazione di residenza (住居、住民登録)    @ コムーネ
申請に必要な書類等
・滞在許可証 原本
・パスポート
・結婚相手の身分証明書

○ 窓口の人が滞在許可証、パスポートのコピーをとってくれました。
 この届け出後、警察官が実際に届け出住所に住んでいるか確認にやって来て、だいたい1ヶ月後に は手続きが完了します。

* La carta d'identità (身分証明書) @ コムーネ
申請に必要な書類等
・滞在許可証 原本
・住居、住民登録完了の通知
・写真3枚

○ サインはアルファベットで。
 現金で 5,42 ユーロ支払いました。

私の場合は滞在許可証の原本がないと住民登録、身分証明書の発行がしてもらませんでした。
しかし職員によっては滞在許可証の申請用紙だけでもこの2つを行っているようです。
わかりません、何が真実か...ケムに撒きます、イタリア政府機関。


★ 今から思うと私がイタリアに来てすぐに夫にしつこく言われ、8日以内に警察署にイタリアに滞在 してますー、ということを届け出ました。
日本人は3ヶ月以内の観光ならビザもいらないし、私は必要ないと思ったんですけれど、実際に警察署に行ったら当然届け出てくださいよー、と言われました。

その時にはパスポートの、写真・スタンプのあるページ全てのコピー (スキですよねー、イタリア警察)、あとは警察署にある所定の用紙に記入してまたそのコピーをとって。

なかなか面倒ですが、全てをやっておくとスッキリしました。

★ ちなみに私はイタリアで健康保険証をもらえるまでの間、念のために日本で入った海外旅行用の保険を3ヶ月かけてありました。


全てが終わるまでは怒り、不安、気絶しかけ、など色々ありましたが、夫婦で一緒に自分たちでやることでなんだか終わった時にはとっても満足したのを覚えています。

それにしても一体誰に聞いたら正確なことを知っているのか、でも正確なことが自分が申請に行ったときの担当者の言い分と合致するのか、賭けでした...
基本的に女性職員の方がしっかりしていると思ったのは私だけでしょうかー。
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by ioscelgonoi | 2009-02-28 19:09 | ITALIA で結婚する

イタリア人との結婚手続き〜ノヴァーラの場合

結婚前後の書類手続きが完了してから早10日あまり、ボケーッとしているうちに時は過ぎていました。
これからイタリア人とご結婚をお考えの方の少しでもお役に立てればと思い、私が行った手続きを記しておきたいと思います。
あくまで2008年6月にピエモンテ州、ノヴァーラで結婚 (matrimonio civile) したケースですので、実際に手続きなさる場合には現地の市役所、警察署などで要確認です。

長くなりますので、今回は結婚前の手続きだけを。

*Nulla Osta (結婚用件具備証明) の取得   @ 在ミラノ日本領事館
申請に必要な書類等
・発給の日より3ヶ月以内の戸籍謄本
・本人を確認できる公文書(パスポート、イタリア政府機関発行の写真付き身分証明書)
・結婚を予定している相手の氏名がわかる書類(身分証明書または旅券の写し)
・受け取り時に現金で 7,5 ユーロ支払い
○ 前日に領事館に電話し、前もって Nulla Osta の申請にいくことを伝えました。
午前申請で当日午後には書類を受理できました。

*Legalizzazione (証明) @ Prefettura (県庁)
申請に必要な書類等
・Nulla Osta
・marca da bollo (収入印紙) 14,62 ユーロ
○ この手続きによって、領事館発行の書類が正規のものであるということを証明してもらいます。

*Pubblicazione (結婚の公示) @ Comune (市役所), Stato civile
申請に必要な書類等
・Legalizzazione 済みの Nulla Osta
・二人分の身分証明書
・結婚する相手の出生証明書 (こちらはコムーネが取り寄せてくれました)
・marca da bollo 14,62 ユーロ
○ 上記の書類を提出し、結婚後の財産分与等についての手続きの日にちを決めました。
 それの手続きが終わるとコムーネに、自分たちの名前等と共に、結婚の申し出をしたと書かれた 用紙が貼り出され、2週間の間誰からも異議がなければ晴れて結婚式 (コムーネでの)の日取りを決  めることができます。
財産分与については極一般的な、結婚後の財産は共有のものとする、というのを選びました。


以上が結婚前に必要な手続きでした。
地域によっては Pubblicazione のために自分の出生証明書が必要となる場合もあり、または相手の方が違うコムーネで出生届を出していると、そこから出生証明書を取り寄せるために時間がかかったりします。
コムーネで必要書類についてご確認を!!

次回は結婚後の手続きについて書きたいと思います。
実はこちらの方が大変でした...
なにせイタリアの現実を目の当たりにするのがこの後からでしたからー。
 

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by ioscelgonoi | 2009-02-27 20:12 | ITALIA で結婚する

8月のミラノ

昨日は宣言通り、ミラノに行ってきました!!

目的はミラノの総領事館に行って婚姻届を出すことでした。
いつもとは違う受付の方で、対応のあまりの良さ(コレが普通かも) に感動。
緊張せずにすんだのでそれだけでもうウレシさ満開です。
持参した書類は、
戸籍謄本 2通
婚姻登録証明書(COPIA INTEGRALE AUTENTICATA DELL'ATTO DI MATRIMONIO)2通
ニコラの国籍証明書(CERTIFICATO DI CITTADINANZA) 2通
あとはパスポートです。

領事館で2通の必要書類に記入しました。
この2通の書類にはニコラの名前や出生地や現在地、ニコラの両親の名前を全部カタカナで記入しないといけなかったのでちょっと混乱。

そして日本と同じような、でもコピーされたような全体が白い婚姻届にも記入しました。
私が書類に記入している間、ニコラは超ヒマそうに私の周りをグルグルまわっていて、たまに、
「コレなんて書いてあるの?」
と私の書いた日本語を指差して聞いてきて、そしてケタケタ笑っていました。
「ありえないよー、日本語の文字。」
とかいいながら。

最終的には5月に出してあった在留届の家族のところに、夫、ニコラと記入して全て終了。

達成感と共に領事館を後にして、ドゥオーモまで歩いて行きました。
私たちはミラノ中央駅から領事館、そしてドゥオーモまでいつも歩きます。
そして着いたと思ったら、携帯に領事館からの着信があることに二人して気付きました。折り返したところ、私が持って行ってあった他の書類を領事館に忘れていたとか...
あーハズかしい。
結局また領事館に書類を受け取りに戻りました。

一つ気付いたんですが、うわさ通り8月のミラノはガラガラです。
ドゥオーモなどメインの観光地はもちろん観光客でいっぱいですが、ブランドのお店が建ち並ぶ通りは月曜日だったこともあってかほとんど閉まっていて、改装工事があちこちで行われていました。
車も少ないし、何と過ごしやすい!!

ドゥオーモあたりの路上では数字のオブジェを見つけました。ただの数字なのにミラノで見るとコジャレた感じがするから不思議ですわ。
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ミラノは独特なオシャレ感をいつもこれでもかと押し出していると思います。
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日本人の観光客の方達もいて、なんだかちょっと久しぶりに見る生の日本人の和みを感じました。

おとといはプールで泳いで昨日はミラノでブンブン歩いて、気分的にはオリンピック選手に負けない運動量だったとこの2日を振り返っていた私です。
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by ioscelgonoi | 2008-08-12 21:41 | ITALIA で結婚する

滞在許可証!!

ついに今日、警察署の窓口までたどり着き、carta di soggiorno (滞在許可証) の申請を受理してもらえました。
朝8時から4時間待ってやり遂げた時には、とりあえずちょっとホッとしました。
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Novara での carta di soggiorno 申請には以下の書類が必要でした。
* 警察署発行の carta di soggiorno 申請用紙とそのコピー2枚
* certificato di matrimonio (comune 発行)
* casellario giudiziario (イタリアでの無犯罪証明書、procura 発行)
* パスポートとそのコピー(名前と写真のあるページと渡航印のあるすべてのページ)
* 配偶者の身分証明書とそのコピー
* 収入印紙 14.65 ユーロ

各警察署によってかなり必要書類が違うようですから今後手続きをされる方には入念な下調べをオススメします。
自分たちで手続きする警察署に行って必要書類を書いた用紙と申請用紙をもらうことから始めるのが一番大切だと思います。

今日は書類を提出した後すぐに指紋を採取されました。
以前留学していた時に指紋をとられた時には、まだ手にインクを塗られて書類の上にポンポンだったのに、何と今日はハイテクな機器があってびっくり。
パソコンと接続している機械の上に指を押し付けるだけでパソコンの画面上に私の指紋が。
左右すべての指と親指以外の4本の指の指紋、それと手のひらの指紋を採取されて終了。
この間、警察官は男女二人だったのですが、彼の昇進についての話に花が咲きまくっていて、きっと必要以上に時間がかかったはず。
ニコラもついて来てくれたのですが、テレビ番組の科学捜査班とのイメージを重ね合わせてちょっとドキドキしていたもよう。

指紋採取終了の書類を窓口に提出してすべて終了。
3ヶ月後に carta di soggiorno が手にできるということでした。

3ヶ月もかかるのです。
まだ早い方だとは思いますが、3ヶ月と言っても本当に3ヶ月かは誰にも分かりません。
ただし、ここ Novara の公的機関の書類の出来具合は超早いので今のところ信じて待つことにしています。

警察署の外で4時間待っているとき、40人くらいいる外国人と唯一のイタリア人ニコラ。
話かけて来た人の誰もがニコラは南米人だと思っていたらしく、理由は、
「フレンドリーだから。」
あとでニコラは私に言いました。
「じゃあイタリア人はフレンドリーじゃないってこと?」
この警察所での外国人の扱い方を見ている限り、フレンドリーとはねえ。
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しかしニコラが南米人に間違われるのはいったい何回目でしょうか。
しかもイタリア人にまで、
「アルゼンチン人でしょ?」
といわれるくらいですから。
こゆいのですね、顔が。私とは本当に真逆です。
私が関東平野ならニコラは歩くグランドキャニオン。
いつもながら同じ人間とは思えない、山や谷に恵まれた顔をしているんです、ニコラ。
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by ioscelgonoi | 2008-06-24 22:18 | ITALIA で結婚する

結婚しまして

今日ついに結婚しました。
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私たちの式は、手続きで何度も顔を合わせていた Anna Patrizia さんによって執り行われました。
市長が来たらどうしようとドキドキしていたので彼女の顔を見た途端にとってもうれしくなりました。
彼女も私たちの結婚式を行えることを心から喜んでくれて。

まず、イタリア民法3か条の朗読があり、次に私たちと証人二人の生年月日などの確認、そして署名。

最後に彼女が S. Lawrence の Ho scelto te という詩を朗読してくれました。
「夜の静けさの中で君を選んだ
 星空の輝きの元で君を選んだ
 陽のまぶしさの下で君を選んだ
 激しい嵐の中で君を選んだ
 幸せなとき、苦しいとき君を選んだ
 心の奥底から君を選んだ」

詩の朗読の途中で私は泣いてしまいました。
でもニコラや友人、そして Anna さんの笑顔を涙越しに見てまた更に泣いてしまいました。
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Anna さんが結婚式の執行人で本当によかった。
彼女も私たち二人の人生がここ Novara の街ではじまることをとってもうれしいと言ってくれて私に Novara の本をプレゼントしてくれました。

Anna さんが言ってくれたように、これから二人が最高にシアワセな人生を共に送れるように、思いやりを欠かさず、話し合うことを忘れず生きていきたいと思います。

Io scelgo noi.
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by ioscelgonoi | 2008-06-11 22:37 | ITALIA で結婚する

結婚の公示

Novara では5日ほど雨が断続的に降り、肌寒い日々が続いています。

今朝は結婚の公示(pubblicazione di matrimonio) のために市役所(comune) にいく日でした。予約が朝8時だったので、あわや遅れそうになりながら急いで市役所に向かう途中で担当の人にすれ違い、
「バールでカフェ飲んでから行くからー。」
といわれ、イタリアのスローペースに自分が遅れた時には感謝です。

結婚の手続き全体はまた後日すべてが終わった段階でまとめてお伝えしたいと思いますが、今日はとりあえず Novara での公示についてまで。
公示の手続きは思っていたよりも簡単に済みました。
提出済みの書類から作成された情報をもとに、私たち二人の氏名や生年月日、出生地、国籍についての確認があり、その後は簡単に公示について説明がありました。
そして担当者の方、
「まさかお二人は親戚ではないですよね。」
との質問。
こんな淡白な顔の私と毛が濃くて彫りの深い彼が国をまたいで親戚だとしたらびっくりです。
この後は結婚後得る財産について個人名義とするか共同名義にするかの確認がありました。市役所での結婚式の日取りについても今日決められるようでしたが私たちは2、3日考えることにしました。

公示期間は8日間で異議がなければ期間終了後4日後から結婚式ができるようです。
重婚を防ぐためとはいえ、この公示の制度、ドキドキします。異議となえてくるような人がいたら...
いやいや。


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by ioscelgonoi | 2008-05-23 02:42 | ITALIA で結婚する