今日はついに上りました、クーポラに!!
15人グループでガイドさんと一緒に上りました。
上る前にまずこのクーポラの歴史をビデオで学習。
このクーポラの設計者はトリノのあの象徴的な建物を設計した、Antonelli です。
彼は高い建物を設計するマニアだったそうです。
しかもその当時からイタリアでの工事は遅れることが頻繁にあって、その合間に Antonelli は設計を次々と変え、このクーポラは当初の予定よりも高くなってしまったとか。
それから、このクーポラはノヴァーラ最初の司教であった San Gaudenzio のために建てられ、1887年頃に完成し、今ではすっかりノヴァーラのシンボルとなっています。
午前11時半に私たちのツアーが始まり、教会横の小さい入り口から中へ。
上り始めてすぐは100段くらいのせまーい階段を上って、ここまでで息がすでに切れそうになり...
三半規管が弱くって螺旋階段の苦手な私には大変!!
そして将来的にはこのクーポラの博物館の建設が予定されているところを通り、
しばらくしてついに外に!!
ここからはアルプスが見える!
予定でしたが、今日は薄曇りにて全く見えず...超残念でした。
上から見たノヴァーラの景色ははっきり言って大したことはなく、
フィレンツェやボローニャ、バルセロナで数々の高いところに上ったことのある私は
少々がっかり。
この後再びクーポラの建物の中に入り、私たち見学者が上れる一番高いところへ。
そこにはたくさん柱があり、おもしろいものを発見!
何とイタリア人は1800年後半にも落書きをする人たちだったらしく、柱には1893年くらいからつい最近のものまでたーくさんの落書きが。
ガイドさんは、
「落書きも1800年後半のものとなると歴史があってステキですよねえ。」
と落書きをポジティブに理解できるご婦人。
ここを見たあとは下へ下へと下り続けました。
ちなみに、下りるニコラの後ろ姿。
上からの景色はイマイチだったとはいえ、ノヴァーラの顔について詳しく知ることができて、とっても満足できた土曜の朝でした。