今日も8月の京都を思わせるような暑さでした。
そんな中、私たちはほぼ毎日、ニコラのネコに会うためにニコラの実家に通っています。
1、2週間に1回ほどニコラのおばあちゃんからのメッセージがスイス近くの街から Novara にやってくるニコラのおじいちゃん経由で届いて、ニコママがテーブルの上に置いてくれてあります。
今日はテーブルの上には2枚の絵ハガキが。
それはおばあちゃんたちが住んでいる Malesco という街の噴水のハガキでした。
しかしよく見てみるとこのハガキ、画用紙のような紙の上に写真が貼り付けてあって、しかもところどころはずれていました...
ニコラがいうには、
「近所でプロカメラマンのフリをしている写真屋さんがあってそこでその人が作ったハガキを近所付き合いのために買ったんだよ、きっと。」
ああ、なるほど。
しかもキノコ狩りに行くためにカメラのフィルムを買いにいったニコラのおじいちゃんに5年ほど前に使用期限の切れたフィルムを売りつけたこともあるというこの自称プロカメラマン。
おじいちゃんはよく文句を言っているらしいです。
さて、ハガキの内容ですが。
チャオと私たちの名前が書いてあるところまでは読めたのですが、あとは解読不可能。
いつもながらおばあちゃんの手紙は始めの1行はとてもキレイに書かれているのですが、そのあとは書道でいえばかなりの行書で私には読めません。
そこで登場するのが孫かつ同じような字体をあやつるニコラ。
スラスラ解読してくれました。
「電車で来るのはちょっと遠いけど、長い散歩だと思って会いに来てね。
いつもあなたたちのことを考えています。」
要約するとこんな感じです。
写真で見ると超美人な上にこんなにやさしいおばあちゃんです。
しかも80歳近いのに携帯のメールまで読めたりするのです。
早速返事を書きました。
確かに電車で行くと3時間半くらいかかりますが、一日も早くおばあちゃん、ノンナに会いにいきたいです。
今日は夜8時くらいから激しい雷雨にみまわれました。
Novara に来てからはじめてといえるくらいの大雨と、お昼かと思うくらい明るくなるくらいの雷。
出かける予定だったのに。
密かに思っているんですけど、ニコラは雨男です、絶対。