io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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たまに恋しい和食

我が家にはお醤油がありません。

日本人がいる家庭でお醤油がないなんて、少し珍しいんじゃないかしら?と自分で勝手に思っていますが、原因は・・・
夫でございます。

夫と姑は大の醤油嫌いなんです。
もちろん醤油なんて口にしたことのない舅ももれなく嫌いというに違いありません。

それに付け加えて、夫は和食が超苦手!
数日前に夫が2年前の秋から冬にかけて3ヶ月京都に滞在していたときの話になり、
私:「そういえばあの頃今に比べたら食べる量がかなり少なかったよねー、ニコラ。」
夫:「だって日本の食べ物を食べるより、お腹がすいたままでいる方がマシだったから。」
そこまでのレベル?
夫:「日本はマクドナルドの味だって違うし、コーラもうっすいし。」
イタリアのコーラと違う・・・確かに炭酸は日本のコーラの方が弱い気がします。
無理して食べたあんぱんでお腹を壊した想い出も、いっこうに忘れない夫。

次回日本に「いつか」帰る時には、日本だけじゃなくって上海にも行きたいよねえ、という私に、夫:「スーツケース一個はイタリアの食べ物を詰め込んでいかないとねえ、ウエルカラ。」
トラウマに近いです、こうなると。


全てをひっくるめて、お醤油を買っても使えないなんてー、オブジェにもならないしー、ということになりお醤油がないわけなんです、我が家。

基本的に和食を食べなくっても平気なワタクシですが、ごくごくたまに「しょうが焼き」とか「すき焼き」とかが食べたくなります。
想像でお腹をふくらませようとしても成功せず、思わず口に出してしまう私に、
夫は、「イタリア料理が世界で一番なんだから。」と説き伏せにかかる。

そう、何人かのイタリア人から聞いて確信したことですが、少なくとも私の周りのイタリア人は本気でイタリア料理が世界で一番オイシいと信じ切っています。
確かにねえ、フシギな味のするものとか、食感が変わっているものとか少ないし、世界に広まるのも分かりますけれど、たまにこの「イタリア人の自信」が気に入らなかったりします。

姑の和食ブームもすっかり冷えきり、彼女の家にはずっと前に買われた「テンプラコ」が放置されたまま・・・

「Stile=オシャレ」として注目されている和食が、「本当にオイシイ」という理由でイタリアで広まる日がくることを祈ってます。

たわいのないつぶやきでした。
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by ioscelgonoi | 2009-11-18 20:06 | ME - 私