io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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pirla の P?

しつこく夫の車ネタで恐縮です・・・

昨日、同僚に車に乗せていってもらった夫。
帰りがやけに遅いと思っていたら、実は帰りは夫が運転してきたのだとか!
会社の周りをグルグルして、時速70キロほどで走ってきたら遅くなったそうです。


イタリアでは運転免許とりたての人が運転する場合、普通の A4 くらいの紙に『P』と書いたのを車の、あれはなんというんでしょう、とにかく、後部座席うしろのガラス(はあ、稚拙な説明)に貼ります。

私は、あれを始めた見た時には駐車場の『P』かと勘違いして、どうして駐車場マークをつけて走っているんだろう?と思っていたんですが、本当のところはなんてことない、principiante(初心者)の『P』でした。

仕事中に彼らはその『P』を用意して、びくびくしながら走り始めた夫。
実のところ、夫は過去に一度免許を取っているんですが、更新の必要を感じず放置。
そのために今こうやって苦労しております。

イタリアの高速の制限速度は時速130キロ(免許取ったばかりの人は110キロ)、郊外の公道では時速90キロ(初心者は70キロ)、街中では時速50キロで走らなければなりません。
それを守っている人は今のところ見たことござりませんけれど・・・

で、夫が時速70キロを守って走っていると、うしろからプレッシャーをかけてくる人多数、追い越す人全員。
そりゃあ普通の制限速度90キロを守っていてもほとんどの人が追い越していくのに、70キロじゃあ当然です。
夫の心の広い同僚は「『P』って書いてあるのが見えないのかー、Pirla(バカ)!!」と必死に追い越す人に文句をいってくれていたそうなんですがね・・・

数分後にはその彼も、「もっとアクセル踏んでも大丈夫。何も起こらないよ。」と70キロのスピードにイライラしていたようです。

まさか、ウチの夫はアクセルが壊れようが、ブレーキが効かまいが制限速度は守る男です。
それ以上は出す訳がない!


ところで、今までは血中のアルコール度数がある程度までなら罰金と減点は免れていたそうですが、来年の元旦からは取り締まりの対象が0%以上、になるらしいです。
つまり、1滴でも飲んでいたら罰金をいただくことに。
ノンノはいくら払うことになるのやら。

イタリアの警察がやる気と本気を出して取り締まったら一日で相当額の罰金の収入があるはず!


私は夫と共に免許の筆記試験の勉強をしていて気付いたんですが、イタリアにはホントのところは無数の厳格なルールがあって、それをみんなが守ったら、そりゃあステキで住みやすい国になるだろうに、と!!
でも実際のところはみんなルールを曲げたり、無視したりするのがとっても上手。
なのでこの現状がある訳ですね。ええ、ハイ。


どうでもいいことですが、エアバッグはイタリア語でも Air Bag(エルバッグ)、でも cuscino d'aria(空気のクッション)という古典的な呼び名もありました。
あと、個人的にはステーションワゴンをイタリア人は「ステイション ウェーゴン」と発音することにいちいち大爆笑してしまいます。

未だに右のサイドミラーをどうやって見るのか分からない夫でした。
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by ioscelgonoi | 2009-10-14 18:37 | ITALIA