io scelgo noi  日々イタリア、ピエモンテ

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フェラララララゴスト

昨日も書きましたが、今日はイタリアでは国民の祝日、Ferragosto です。

日本語では「聖母の被昇天」を記念する日として知られているかもしれません。
でも実はローマ教皇によって、8月15日が聖母の被昇天(聖母マリアが、その人生の終わりにあたって、肉体と魂を伴って天に召されたこと)を記念する日として正式に教義に取り入れられたのが1950年と意外と最近のことです。

8月15日の祝日には他の意味が1950年より前から存在していました。
Ferragosto の語源はラテン語で、意味は「アウグストの休息」。
アウグストとは現在の Ferragosto の起源ともいえるお祭りを紀元前18年に始めた皇帝です。
この皇帝は、豊作を祈ったり、市民たちが一段落した農作業のあとの休息としてその当時以前から存在していた祝日にこの Ferragosto を付け加えたのですが、「自分は皇帝として市民のことも考えている」と政治的アピールをすることが目的だったと考えられています。

当時は8月15日に馬のレースが催されたりしていたそうで、そこから起源を得たのが、8月16日に開催される、シエナのパリオだともいわれています。
シエナでは他の日にもパリオが催されますが。

現在では、ヴァカンツァの期間の中の1日として、山や海と屋外で過ごす人が大半ですが、日本のお盆のように、帰郷するイタリア人もけっこういるようです。

とってもヨーロッパではこの日が祝日なのはイタリアくらいな Ferragosto。
この日が2つの意味を持った日だったとは、今日まで知りませんでした。
昨年も同じこと調べていそうですが、忘れ去っていたというのが事実かもしれません(汗)。
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今日も暑いです、しかし。
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by ioscelgonoi | 2009-08-15 22:22 | ITALIA